昨年の夏、71歳で再就職した会社を辞め、現在は年金で生活を送っています。
テニス、菜園などを楽しんでいますが、余裕の時間があり過ぎ、時間を持て余しています。
先日、元会社の同期と会ったときに、暇つぶしとボケ防止のためピアノを始めた言っていました。
その言葉に刺激され、ボケ防止のためピアノをやってみようと決め、1日1時間の練習をしています。
娘が使っていたピアノがありますが、あまりにも下手ですので、妻から
「もう少し上手になってから弾いて」
と言われ、今は電子ピアノにヘッドホンを付け音が出ないようにして、練習をしています。
右手と左手を別々に動かすのが難しく、苦労の連続です。楽譜を見たり、右手、左手、頭、指、さらには足までも使いますので、認知症の予防には最適だと思います。
【認知症に対する手指運動の効果】(WEBより)
手指は「第二の脳」と呼ばれている。
手指には体の中でも運動や感覚の神経が多くあり、運動もより細かい運動ができるように神経が密に分布されている。
そのため手指を動かすことにより脳の血流量が増え、脳の活性化や認知症の予防、運動機能を高める効果が期待できる。
【ピアノがボケ防止に効果的な理由】
・指を動かすことで脳が活性化される
・日常ではあまり使わない薬指や小指を動かすことができる
・楽譜を目で追って、どの鍵盤を弾くのかを頭で考えながら両手の指を動かす
・楽譜を読むことで視覚情報を処理し、同時に音楽を演奏することで聴覚情報も処理する
・脳の言語などを司る「側頭葉」が働き、脳細胞を刺激する
このように、ピアノはボケ防止には最適のようです。
仕事を辞めて時間が山ほどあります。働いている間に出来なかったことにチャレンジし、残りの人生を楽しんでいきたいですね。