日経先物急騰〜戦争終結期待…潜む不安要因

4月1日の株式先物市場は大幅な上昇となりました。
背景には、イラン大統領による「戦争の早期終結」に関する報道があり、投資家心理が一気に改善した形です。

 

日経平均先物は前日比1966円高(+3.85%)の5万3030円と急騰。一方で、WTI原油先物は1.32ドル安の101.56ドルと、比較的小幅な下落にとどまりました。原油市場は依然として地政学リスクを完全には織り込んでいない印象です。

 

また、日本経済新聞は、この上昇の背景として期末特有の「ドレッシング買い」の可能性にも言及しています。運用成績を良く見せるための買いが相場を押し上げていると指摘しています。

 

しかしながら、
同紙は、イランが親イラン武装組織であるフーシ派に対し、紅海封鎖の準備を指示したとの報道にも触れています。

 

これが事実であれば、エネルギー輸送の要衝である紅海の緊張が再び高まり、市場の不安材料となる可能性があります。

今回の上昇は、いわば「期待先行」の色合いが強いと思われます。

 

今回の上昇が持続的なトレンドに転換するとは考えにくく、むしろ短期的なリバウンド局面と捉えるのが妥当ではないでしょうか。