【トマトの屋根付栽培】路地栽培との比較

 野菜栽培の中でトマト栽培は比較的に難しく、畑仲間(無農薬、有機栽培)の中にはトマトはうまくできないので、作ることを諦める人も多くいます。

 

 うまくできない原因は、畑そのものの土壌のせいもありますし、肥料の与え過ぎ、水の与え過ぎ、虫害もあります。

 

 また、雨が多く降る場合もうまくできませんので、農家のほとんどがハウス栽培です。

 

 私も昨年までは路地栽培でしたが、よく育ちませんので今年は屋根付き栽培も試してみました。

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屋根をつける方法

 トマト屋根のセットがコメリで販売されていましたので、それを2セット購入しました。1セット(長さ1m80cm)2980円です。

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 このセットは連結する穴がありますので、いくつでも繋ぐことができます。

 

 試しに2セット購入しましたが、2セットでは畝を全て覆うことができませんでしたので、間に支柱を入れて長くしました。少々の風では全く問題がありません。

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施肥

 路地栽培の方は、雨で肥料が流れることを考え、牛ふん堆肥と鶏ふん肥料を入れて耕しました。屋根付きの方は牛ふん堆肥のみで耕しています。

 

 追肥は、路地は鶏ふんを屋根付きは馬ふん堆肥を少し与えました。

水やり

 路地の方は自然にまかせましたが、極端に雨が少ない時は水やりを行いました。

 屋根付きは、定着するまでは毎日、定着後は2日に1回程度の水やりです。

路地栽培と屋根付き栽培の結果

 路地栽培は、実が熟して雨があたると割れますので、どうしても形が悪く収量も落ちます。収穫前に雨が降りますと実の水分が多くなり味も落ちます。

 

 一方、屋根付きは実が割れることもありませんし、水分も調節できますので味も良いです。

 

 トマト栽培は、屋根付きに限りますが、果たして趣味で栽培する方に水やりなどの世話ができるのかという問題があります。