高校野球岩手県大会決勝戦の大船渡対花巻東戦は全国的に注目されていましたが、大船渡の最速163キロ右腕、佐々木朗希投手(3年)が登板を回避した結果、エンゼルス大谷の出身校である花巻東が12対2で勝ち甲子園出場を決めました。
佐々木投手は3年間を通じて甲子園に出場できずに終わりました。
大船渡の監督は、
投げられる状態ではあったかもしれませんが私が判断しました。理由としては故障を防ぐため。
と説明しています。
確かに将来性豊かな投手で、今年のドラフトで最も注目される選手ですので大事にしたい気持ちはよく分かります。しかし野球はチームプレーで佐々木投手一人でやっているのではありません。他の選手のことも考える必要があります。
あと一試合で甲子園という時に、他の選手はどのように思ったのでしょうか。
佐々木投手は試合後涙を流していました。これまで一緒に戦ってきた佐々木投手も投げたかったと思います。
高校野球で連投がきかない投手が、長いシーズンを戦うプロ野球で通用するとは思えません。
監督の決断に疑問を感じます。
それと、佐々木投手を甲子園で見ることができず本当に残念です。