昨日、ヤクルトスワローズ高津監督が開幕投手を発表しました。その選手は石川雅規投手40歳です。
石川雅規投手は身長がなんと167センチです。プロ19年で171勝をあげて現役最多勝利をあげています。
投手といえばMLBエンゼルスの大谷投手が193センチ、同じくカブスのダルビッシュ有投手が196センチ、今年ロッテに入団した佐々木朗希投手が190センチとそれぞれ高身長で160Km以上の速球を投げ込みます。
最近の投手は高身長が当たり前になっています。
対して、石川雅規投手は身長167センチで球界で最も小柄です。速球も130Kmそこそこです。
こんな小さな40歳の投手が開幕投手とは驚きです。
石川雅規投手のピッチングは変化球を駆使し、打者のタイミングを外すなど頭を使った投球が持ち味です。
古田 敦也元捕手(監督)に言わせると
石川はシンカーがなければ、ただのピッチャー
というほど、シンカーの切れ味が鋭いのが特徴です。
この身体で19年間プロで投げ続けているのですから、並大抵の努力ではないと思います。
石川投手をみるとき
人間誰でもやればできる。
とつくづく思います。
シーズンが始まれば、小さな身体で大男を手玉にとる姿が見られそうです。