【大阪ライブハウスクラスター感染】高知の女性看護師が発生源の可能性

 3月3日現在、高知県ではコロナウィルスの感染者が3名となっており、四国では最多となっています。

 

 この3名は、高知市内の整形外科の看護師Aさんと同人の母、Aさんの友人B(病院職員)さんです。

 

 当初この看護師Aさんは、2月15日に大阪のライブハウス「Arc」(※)で感染したと思われていましたが、行動をたどると看護師Aさんは、大阪に行く前日の2月14日に友人Bさんの自宅で会い、大阪のライブから帰県した後は友人Bさんと会っていないとのことです。

 ※ 3月3日現在、ライブハウス「Arc」での感染者は8名。

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新たな感染を発表する吉村府知事(出所:日本経済新聞)

 そうすると、看護師Aさんは大阪でのライブの前から感染していたことになり、大阪でのライブの感染源は看護師Aさんの可能性が出てきました。

 

 心配なのは看護師Aさんは、2月中は大阪以外の県外に出ていないとのことですので、看護師Aさんにコロナウィルスを感染させた者が県内にいる可能性があるということです。

 

 その者は見つかっていませんので、高知県内で拡散している可能性があります。

 

 この発表は3月2日の夜行われました。昨日、県内ではこの話で持ちきりで商店街も閑散としていました。

 

 2月15日のライブ以前の看護師Aさんの行動を調査しているようですが、Aさんの感染元を探すのは容易なことではありません。

 

 その間、感染元はますますウィルスを拡散している可能性があり、感染源が自分のまわりにいるのではないかと県民は不安におののいています。

 

 このようなことは、氷山の一角で他県でも同じようなことが起こっている可能性があります。

 

 最後にハッキリさせておきたいことは、看護師Aさんも災難に合った被害者ということです。是非、温かく見守っていただきたいと思います。

 

 感染された3人の早期のご快復をお祈りいたします。