高知平野の早場米収穫が最盛期

 台風8号が高知県に接近するおそれがあり、平野部では早場米の収穫が最盛期をむかえました。

 高知県では温暖な気候を利用して早場米の栽培が盛んに行われています。一般的に新米の方が美味しく商品性が高い(高く売れる)ため他県より早く収穫しています。

 一昔前までは二期作が行われていましたが、減反政策もあって最近では行われなくなりました。

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 米の味は温暖なため、寒い地方の米にはかないませんが、その代わりに1~2カ月早く出荷できるので味の問題をカバーしています。

 高知県でも嶺北地方、高南台地の四万十町の山間部では寒暖差が大きく美味しい米がとれ、「にこまる」「十和錦」などの銘柄が全国品評会で上位にランクされています。

 この地方の収穫は9月末から10月初めです。

 私は「十和錦」という銘柄を、四万十町の農家と毎年購入する契約を結んでいますので、収穫する前には必ず連絡があります。

 美味しい米が食べれるのは、もう少しの辛抱です。