高知では毎年「よさこい祭り」が、8月9日の前夜祭、10日、11日の本祭、12日の後夜祭(全国大会)の順で4日間に渡り行われます。
期間中、県内、県外、外国合わせて約200チーム、約2万人の踊り子が街に繰り出し、100万人の人出で賑わいます。
祭りに向け、出場チームの練習も6月からはじまり、1時間以上かけて練習に参加する者もいて会社を早退する者もいます。
今日も二十歳の女性従業員から、「よさこい」の練習に参加するので勤務時間を短縮してほしいとの申し出がありました。
一流企業では考えられないことですが、高知の小さな会社では当たり前のことで、これを拒否しようものなら、あっさりと辞めてしまいます。
「その間生活が困るのではないか」と心配すると、そのあいだは親と一緒に暮らすとのことです。何がそれほど熱くさせるのか正直わかりません。
いずれにしても「よさこい」にかける若者が相当数いるということです。
よさこい祭りが終わると、逆に就職希望者が多くなりますので、しばらくはやりくりしながら耐えるしかありません。