北方領土の二島先行返還では、国後、択捉は永久に戻ってこない

 新聞報道などによりますと、1956年の「日ソ共同宣言」を土台として二島返還プラスαで平和条約を結ぶような雰囲気がただよっています。安倍総理大臣の戦後解決できなかった問題を自分の代で解決しょうとする意気込みは十分解りますが、先走り過ぎると禍根を残すことにもなります。

 プーチン大統領は「日ソ共同宣言」を持ち出す一方、「引き分け」という言葉も使っています。「引き分け」の含む意味は深いのですが、面積でわずか約5パーセントの返還で引き分けとは到底思えません。引き分けに値するプラスαにするよう頑張ってもらいたいと思います。K IE

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  (「独立行政法人北方領土問題対策協会」ホームページより)