日経平均、3年連続で米国株を上回る意味を考える

本日、日本株大納会を迎え、日経平均株価は50,339円で取引を終えました。


昨年末からの上昇率は実に26%。3年連続で、米国の代表的指数であるダウ平均(約14%)、S&P500(約17%)を上回るパフォーマンスとなりました。

 

米国株が強い――。

ここ数年、これは投資の世界では「常識」のように語られてきました。確かに、NVIDIAに代表されるような米国ハイテク株の驚異的な上昇は目を見張るものがあります。私自身も、米国株の成長力を否定するつもりは全くありません。

しかし、改めて数字を並べてみると、日本株は決して見劣りしていないどころか、結果としては米国株を上回っているのです。

 

それにもかかわらず、若い投資家の多くは「投資=米国株」と考え、日本株にはあまり目を向けていないように感じます。


理由は分かります。日本は成長しない、人口は減る、将来は暗い――そうした論調が長年続いてきたからでしょう。

 

ただ、株価は「過去」ではなく「変化」を映します。
近年の日本企業は、ガバナンス改革、株主還元の強化、事業の選択と集中など、確実に体質を変えてきました。その成果が、ここ数年の日経平均の上昇に表れているのだと思います。

 

そしてもう一つ、大切な視点があります。
日本株に投資することは、日本企業を応援し、日本の未来に資金を循環させることでもあるという点です。

 

投資は単なるお金儲けではありません。
どの国の企業に資金を託すのかという選択は、その国の産業や雇用、技術の発展にも少なからず影響を与えます。

 

日本株への関心が高まり、資金が集まれば、日本企業はさらに挑戦しやすくなり、その結果として日本全体の活力にもつながっていくはずです。

 

3年連続で米国株を上回った日経平均の動きは、日本が再び前に進み始めている一つの証ではないでしょうか。

 

今の日本株の実力と変化にも、ぜひ目を向けてほしいと思います。