私は現在73歳です。
株式投資を始めてから、気がつけば40年が経ちました。昨年、今年と数百万円の収益を得ました。その一部を使って国内旅行や海外旅行を楽しんでいます。
とはいえ、これを書いているのは決して「うまくいった話」をしたいからではありません。
振り返れば、ブラックマンデーやリーマンショックなど、大きな下落局面を何度も経験しました。そのたびに資産が目減りし、「もうやめた方がいいのでは」と思ったことも一度や二度ではありません。

続けてきただけ、という実感
それでも投資を続けてこられたのは、特別な才能があったからではなく、30代で始め、やめなかった――ただそれだけだと思っています。
上がる年もあれば、下がる年もある。思い返すと、利益が出た年よりも、我慢した時間の方がずっと長かったように感じます。
若い頃は仕事や家庭で精一杯で、投資の成果を実感する余裕もありませんでした。今になってようやく、「長い時間を味方につける」という言葉の意味が少し分かってきた気がします。
インフレ時代に感じること
最近は物価の上昇を日々の生活の中で強く感じます。預貯金だけでは、お金の価値を守るのが難しい時代になりました。
そんな中で、若い方には「大きく儲けるため」ではなく、「生活を守る一つの手段」として、投資という選択肢があることを知ってもらえたらと思います。
もちろん、投資にはリスクがあります。必ず増える保証はありませんし、短期で結果を求めると苦しくなることも多いでしょう。
だからこそ、余裕資金で、分散して、時間をかける。この基本だけは、私自身の反省も込めてお伝えしたい点です。
旅と投資の共通点
今、投資で得た資金を使って旅に出ると、若い頃とは違う景色が見えます。急がず、無理をせず、その土地の空気を味わう。
投資も同じで、焦らず続けることが一番大切だったのだと感じています。