7泊8日の旅程で、トルコ旅行(25人ツアー)に行ってきました。
8日間の日程でしたので、働いている方は長い休みが取りづらいのか、40歳代のカップルと両親を案内していた20歳代の女性以外は60歳以上の高齢者で占められていました。最高齢は78歳です。
トルコ国内の移動は、2回飛行機を使いましたので、多くの観光地を見学することができました。前年アンコールワットの遺跡を巡る観光をしましたが、比較にならないほど素晴らしかったです。
ただ、中部国際空港から上海を経てイスタンブールの経路でしたので、飛行時間が14時間、上海空港での乗継の待ち時間が6時間30分と長時間座りましたので、腰が痛くなりそれが難でした。
利用航空会社
航空会社は中国東方航空、使用機材はエアバスA330で、往復とも300席が満席でした。
そのことから、機内のトイレが混みあっていました。機内食は比較的美味しかったです。
中国東方航空の拠点の上海国際空港は、広々としてゆったりしていました。

イスタンブールでの入国審査
事前に、「日本のパスポートを持っている列に並ぶと審査が速い」ということを聞いていましたので、そのとおりにすると審査は数十秒でスムーズに入国できました。
日本人以外の列では、入国審査に一人4〜5分かかるところも有り、多くの時間を要していました。
トルコでは、日本人は信用があるとつくづく思いました。親日国ということも頷けます。
赤いパスポートを持った列に並ぶことをおすすめします。

ネヴシェヒル・カッパードキア空港
イスタンブールからカッパードキアまでの移動はトルコ航空でしたが、ネヴシェヒル空港は風が強くてなかなか着陸できず、空港周辺を3回旋回してやっと着陸できました。
風が強いのはいつものことのようです。3000メートル滑走路ですので心配ないとのことでした。

カッパードキア
カッパードキアには、日本では絶対に味わえない景色が広がっています。他の惑星に行った感覚です。
気球に乗るツアーも有りましたが、カゴに乗るのが恐ろしく
乗ることができませんでした。乗った方に聞いてみると、「カッパードキア全体が見渡す事ができて非常に素晴らしかった」と言っていました。
高所が大丈夫な方には、おすすめのようです。







コンヤ
カッパードキアからバスで3時間でコンヤに着きました。コンヤは、人口約200万のトルコ第5位の都市で、メヴラーナ博物館を見学しました。
館内には幾つもの石棺が並んでおり、一番大きい棺がメヴレヴィー教団の創始者メヴラーナが葬られているとされるもので、これに向って瞑想して拝んでいる人もいました。


パムッカレ
コンヤからバスで5時間半、パムッカレに着いたのは、午後8時近くになっていました。
温泉プールが付いたホテルでしたが、流石に疲れてプールで泳ぐ気にもなれず、シャワーを浴びて爆睡しました。
バスにはトイレがなく、9時間の乗車はトイレを我慢するのに苦労しました。
翌日、ヒエラポリスの遺跡、石灰棚の観光をしましたが、石灰棚は最近、温泉の湯量が少なくなり、ポスターに描かれたような青い水が溜まった景色は、見られなくなったとのことでした。
石灰棚の横では、お湯が流れていましたので足湯はできました。これも日によってお湯が流れない時もあるとの事です。




エフェソス
パムッカレからバスで3時間でエフェソスに着きました。エフェソスの遺跡は発掘途中で、まだ3分の1位しか発掘出来ていないとのことです。
それでも遺跡を巡るのに2時間位かかりました。歴史が感じられる素晴らし場所でした。




イズミールからイスタンブール
エフェソスからバスで1時間半でイズミールに、イズミールからは飛行機でイスタンブールに50分で着きました。
途中機内食がでましたが、満席で後席に座っていた自分達には飲み物も出ず、バーガーを貰っただけに終わりました。
飛行時間が短いので、満席の場合はいつものことのようです。
イスタンブール観光
翌日は、ブルーモスク、アヤソフィア、チャムルジャモスク、ボスポラス海峡のクルーズなどを楽しみました。
イスタンブールはイスラム、キリスト教、また、ヨーロッパとアジアそれに中東文化が入り混じり、本当に素敵な街でした。
買い物は、グランドバザール、スーパーマーケットに立ち寄りました。地元の珍しいものを安く買うことができて、楽しいショッピングができました。


















帰途
帰りは、イスタンブールから上海、中部国際空港の逆順で、飛行時間は偏西風の影響だと思いますが、往きより2時間早い12時間でした。
私の場合は、ここからさらに飛行機で1時間飛んでやっと自宅のある高知市に到着です。
トルコ旅行を終えて
これまで、オーストラリア、タイなど6カ国を旅行しました。それぞれの国に良さが有りますが、これまでの中で最高に感動した国になりました。また訪れたいと思います。