高知県は都会のように公共交通機関が発達しておらず、買い物、病院への通院などで車は必需品です。
本県でのガソリンの1リットルの価格は、現在194円で全国で一番高くなっています。
過去にガソリンスタンドが値下げ合戦を繰り広げ全国で一番安い時期もありました。
その際、公正取引委員会は
他の事業者の事業活動を困難にし、公正な競争を阻害する可能性がある
として、2009年に安値販売に警告を行いました。
その結果、ガソリン価格が上昇して全国で一番高くなっています。
県内の殆どのガソリンスタンドが同一価格で表示され、石油組合が調整しているとの話もあります。
公正取引委員会は、安値販売は介入するが、高値販売は見て見ぬ振りです。
これに対し、高知県も
ガソリン価格は民間企業が自由競争の中で決定しており、価格設定に関与する権限はない
とやる気がありません。
他県では、ガソリンスタンドごとに価格が違うのに、高知県では同じ価格というのは、おかしく思わないのでしょうかね。
それと、某党が提起した、ガソリンの暫定税率廃止ですが、読んで字のごとく、あくまで一時的の措置だったはずですので、色々な理由をつけて継続するのは止めませんか。