失敗から学んだ卵殻肥料の使い方

野菜の無農薬、有機肥料栽培を続けて10数年になります。

夏に卵肥料を使い失敗をしましたので、今回はこれを活かし、酸性土壌を特に嫌う「ほうれん草」栽培を試してみました。

 

卵殻の肥料成分

 

卵の殻には、酸性土壌を中和する機能があるほか、カルシウム成分が多く含まれ、リン酸、カリ成分などもあります。

 

卵肥料の作り方

 

卵は毎日使いますので、材料には困りません。卵殻ができる度に中を簡単に洗い、容器に溜めます。

一定程度溜まったら、日のあたる場所で乾燥させます。(夏なら2日間、それ以外は5日間)

 

乾燥したらフードプロセッサーで粉砕します。私は効果を早めるため、できだけ細かくしています。

できた肥料は、ビニール袋に入れ、室温で保存します。



卵肥料での失敗

 

ネットなどの情報では、卵肥料は「緩効肥料で直接撒いても問題ない」とありましたので、地ばいキュウリを植える時に、植え穴に直接撒いてみました。

 

そうしたら3日後から弱り始め、1週間後には5株が枯れ、10日後には7株全て枯れました。

 

何が原因なのか確かなことはわかりませんが、おそらく、植え穴に直接撒いたのが原因だと思います。

 

元肥として利用

 

このような失敗がありましたので、今回は元肥として1㎡あたり一握りの割ですき込み、石灰類は入れずにほうれん草栽培をしています。

 

ほうれん草は、3週間経った現在でも順調に育っています。