庭の片隅でスナップエンドウを栽培

畑で植えるスナップえんどうの苗をポットで作りましたが、余ったので試しに庭の片隅に植えてみました。

 

これがうまくできれば、食べたいときにすぐに収穫できますので、ビールのおつまみに苦労することはありません。

スナップエンドウとは

さやと豆の両方を食べることが出来るエンドウです。豆はエンドウとくらべて甘く、さやも肉厚で甘いのが特徴です。熱湯で茹でてマヨネーズをかけて食べたら最高です。

 

調理前のひと手間

スナップエンドウは、普通のエンドウ同様に 上下に筋があり、そのまま食べたら口に筋が残りますので調理前に取っておく必要があります。少し手間がかかりますが、調理には必須です。

 

植える前の準備

スナップエンドウは酸性に弱いので、事前に石灰を入れて中和します。庭での栽培ですので、苦土石灰ではなく有機石灰の牡蠣殻石灰を入れました。牡蠣殻石灰は苦土石灰より弱いので、少し多めに投入する必要があります。

 

豆類は根粒菌と共生し、自分で肥料をつくる(下記、農研機構の記事参照)ことから、肥料は通常より少なめで構いません。私は鶏糞ペレットを少なめに投入しました。

 

※ 農研機構の研究レポート

ダイズなどのマメ科植物は、根粒菌と共生することで、空気中の窒素を利用できることから、窒素栄養の少ない土地でも生育できます。この根粒菌の能力を活用することで、マメ科植物では、窒素肥料に依存しない栽培が可能になると期待されています。

 

植え付け

通常、畑では30センチ間隔で植えます。今回は約1メートルとスペースが限られているので20センチ間隔で植えました。

 

植え穴を掘り、穴に水を注ぎ水が引いた後に植えます。

春先はこのままにしておいても問題ありません。表面がカラカラに乾いたら水やりをします。

 

後は成長を待つだけですが、日当たりが悪いのでうまく育つか。