ジャポニズム復活〜WBC侍ジャパンの影響も

エミン・ユルマズさんが最近出版した著書に「大インフレ時代日本株が強い」というベストセラー本があります。

エミン・ユルマズさん(※詳細経歴は下欄参照)は、超売れっ子のグローバルストラデジストで、複眼経済塾の塾頭として活躍しており、日経マネー、ダイヤモンドZaiでも掲載され、ユーチューブでは探求エミンチャンネルなどで解説しています。

 

その本の中で、ジャポニズム(日本ブーム)が近々復活すると述べています。

 

その理由として、

・ネットフリックス作品「コブラ会」「ビリオンズ」での日本の詳細な描写

・あらゆる海外メディアが日本に関心を向け、さまざまな観点から日本を紹介している

ことをあげています。

 

WBC侍ジャパンの振る舞い報道

また、WBCで世界一になった侍ジャパンについて海外メディアは、野球の実力もさることながら、選手の振る舞いにも注目して報道しています。

 

大接戦の末、日本が逆転勝利したメキシコ戦の試合後の振る舞いについて、アメリカメディアは

歓喜した選手たちだったが、しばらくして三塁線上に一列に整列。脱帽して、観客席にいる日本のファンに丁寧にお辞儀をした。また、一塁側のメキシコのファンにも同じように深々と頭を下げた。このことはリスペクト以外何物でもない。

 

と報道しています。それ以外にも

 

・佐々木朗希投手がチェコ選手にデットボールを当てたあと帽子をとり謝り、翌日宿舎に手土産持参で謝りに行ったこと

・日本選手の使用したベンチの綺麗さ

・相手をリスペクトした侍選手のコメント

 

など野球以外の選手の行動にも大きな注目が集まっていました。

 

選手の振る舞いにも注目が集まるのは日本の文化、伝統に興味を持たれている所以かもしれません。

 

このような事実を見ると、エミン・ユルマズさんが断言しているジャポニズム復活は現実のものになる可能性があります。

 

若者に夢と希望を与えるジャポニズム復活に期待。!!

 

 

※エミン・ユルマズ

エコノミスト、グローバルストラテジスト。トルコ・イスタンブール出身。16歳で国際生物学オリンピックで世界チャンピオンに。97年に日本に留学し、日本語学校に入学。1年後に東京大学理科一類に合格、工学部卒業。同大学院で生命工学修士を取得。2006年に野村証券に入社,投資銀行部門、機関投資家営業部門に携わった後,2016年に複眼経済塾の取締役・塾頭に就任。日経マネーとダイヤモンドZaiFXで連載中(Amazonより)