昨年、一昨年のセントラルリーグの覇者ヤクルトスワローズは、40歳以上で現役バリバリの選手が二人います。
石川投手(43歳)と青木外野手(41歳)の二人です。
ヤクルトが強いのは監督によるところも大きいですが、この不惑の二人の影響も大きいです。
石川投手は身長167センチで、ストレートの球速は、最高でも130km前半、120km後半が普通です。平凡な高校生のレベルです。
それでも昨年は6勝し、通算では183勝しています。抜群のコントロールと変化球、ストレートのコンビネーションが優れています。一言でいうならば技(柔よく剛を制す)があります。
頭がよく人間性も抜群で、若手投手にとっては、これ以上ないお手本になっています。
一方、青木外野手の終身打率は、3割を優に越しプロ野球歴代でもトップクラスです。若手に対するアドバイスも積極的に行っています。
昨年、ショートでゴールデングラブ賞を取った長岡選手も、青木選手からことあるごとアドバイスを受けているようです。
ここからは、東スポの記事を引用します。
長岡選手がキャンプ中ご飯食べてるときに、青木選手から
と言われたそうです。長岡選手自身でも感じていた違和感に、青木選手は1時間にも及び熱弁したそうです。
それは
との内容です。
この記事を見て、プロ野球の歴代トップクラス選手のアドバイスは、普通の選手とは違って視点が違う、若手選手には大いにプラスになると思いました。
こんな内容のアドバイスを気軽に受けることのできるベテランと若手が融合した環境は、他チームにはないのではと思います。
これがヤクルトの強さで、今年のヤクルトスワローズも侮れないのでは。!!