現代社会において、個人・法人ともにEメールは欠かせない存在になっています。これに伴って悪質な者が、スパムを送り付けてくることが頻繁に起きています。
発出元が国内だけなら対処がしやすいと思いますが、中国をはじめ欧米などグローバルに展開されているため、発出元を特定できないのが現状のようです。
先日私に送られてきた18件の全てのメールがスパムでした。同じメールアドレスを20年以上使用しているからでしょうか、最近特に酷くなっているように感じます。
私宛てのスパムは圧倒的にクレジットカード関係が多く、次に銀行関係、アマゾン関係が続いています。
クレジットカード関係のスパム
クレジットカード関係では、イオンクレジットサービス株式会社を騙るものが最も多く今年に入り約300件送られてきています。
次に多いのは三井住友カードを騙るものです。
この他に、UCカード、エポスカード株式会社、エムアイカード、セゾンカード、EPOSCARD、トヨタファイナンス株式会社、pocketカード株式会社、楽天カード株式会社を騙るものがあります。
カード関係のメールの内容は
〇 カードご利用確認
〇 情報を更新してください
〇 会員 緊急のご連絡
〇 重要なお知らせ
〇 ご請求予定金額のご案内
〇 カード利用のお知らせ(本人ご利用分)
〇 情報の有効期限が切れアカウントの使用が停止されました
〇 緊急の連絡 [メールコード CA6482052]
〇 入金のご連絡(カード情報)
〇 事務局からのお知らせ
銀行関係のスパム
銀行関係で最も多いのはソニー銀行関係で、続いて三井住友銀行、三菱UFJを騙るものとなっています。
この他には、PayPay銀行、SBJ銀行を騙るものがあります。
メールの内容は
〇 ご利用確認のお願い 顧客番号:831837
〇 お取引目的の確認
〇 取引を規制いたしました 受け付け番号:13035731
〇 重要なお知らせ
その他のスパム
クレジットカード、銀行関係以外で多いのは、Amazon、ヤマト運輸株式会社、東京ディズニーランド、eki-net、ETC利用照会サービス、Appleを騙るものがあります。
メールの内容は、
明らかにスパムとわかるもの
スパムは年々巧妙になっていてますが、一見してスパムとわかるものもあります。
上記は発信元を見ればすぐにわかります。この下は日本語になっていません。もう少し勉強するべきです。
このように、スパムも年々変化して巧妙になっています。しかし、取引関係のない銀行からのメールや注文していない物の配達に関するものなど、よく見ればスパムとわかるものがほとんどですので、むやみにメールを開かないことが大切だと思います。