心肺停止
先日、30歳代の職場関係者が新型コロナ感染症にかかり救急搬送され、病院で心肺停止状態になりました。幸い搬送された病院にエクモがあり、一命をとりとめましたが医師から障害が残ると言われています。
この方は普段は健康でバリバリ仕事ができ、まさか重症化するとは誰も想像もつかず、本人もいたって健康だったことから、1回もワクチンを打ってなかったそうです。
病院で詳しく検査すると、もともと腎臓に障害があり、コロナにかかって初めて基礎疾患があることが分かったものです。
42度の高熱
また、つい最近のことですが、40歳代でワクチン2回接種済みの人がコロナにかかり、42度の高熱が4日続き「死ぬかと思った」と言っていました。この人の奥さんはワクチン拒否派の方ですが、奥さんにもうつり、同じく42度の高熱が続き「苦しい、死にたい」ともがいていたそうで、今後はワクチンをうつとワクチン容認派に変わったと言っていました。
コロナ薬の実態
お二人とも高熱が続くので医師にコロナ薬を処方して欲しいとお願いしたようですが、在庫がないと言われて解熱剤のカロナールを処方されたそうです。残念ながら効果はほとんどなかったと言っていました。
5類移行は万全の準備が必要
このようなことがまだ多く起きている中、5月8日には新型コロナ感染症の扱いが、2類から5類に引き下げられる予定です。これについては国民の65%が支持をしています。
国民生活を考えれば、仕方がないとは思いますが、コロナに感染した方は、全ての方ではないにしろ、重症化する方、後遺症の残る方がいるのも事実です。
「インフルエンザでも高齢者は重症化するし、亡くなることもある」と言われればそのとおりですが、インフルエンザには有効な薬があり、コロナとは同等とまでは言えません。
コロナもゾコーバなどの薬はあるものの公表されているデーターでは有効性が低く、量も不足していて末端病院までには行き渡っていません。
世界的に見て、2類から5類に移行することは止む終えないと思いますが、5月8日までには、まだ時間的余裕があるので、ワクチン、薬を含め万全な対策をとって欲しいものです。