【コロナウイルスショックと呼べるか】下げたりない日経平均株価

 コロナウイルスの影響で世界中の株価が下落しています。特にニューヨークダウは、

24日に1032ドル、25日は879ドル安と2日間の下げ幅は1911ドル

 

過去最大となっています。

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写真:ロイターより

  これに対し日経平均株価は、

25日に781円、26日は179円安どまりで2日間の下げ幅は960円

です。

 

 これまでニューヨークダウは独歩高を続けていましたので、その反動で下落幅が大きくなっています。

 

 私の株式投資歴は36年になります。ブラックマンデー、リーマンショックなどの暴落も経験しました。このような急落は、個人投資家にとってまたとないチャンスになります。

 

 ただ、今回の急落は過去の暴落局面と違って下げたりない印象です。

 

 日経平均株価は2018年に2回、2万4000円にトライしていますが、大きく跳ね返されています。

        高値       安値        下げ幅
18年1月  24,124円(1/23)  21,154円(2/14)    2,970円
18年10月  24,270円 (10/2)   21,149円 (10/29)       3,121円

 

と3,000円前後の大きなものになっています。

 

 それを考えると今回の下げ幅は、まだ下げ余地があるのではないでしょうか。

 

 今回は1月20日に24,083円をつけていますので、「コロナウイルスショック」と呼ばれるためにはもう一段の下げが必要です。

 

 もう少し我慢をし、その時を待ちたいと思います。