吉野彰先生ノーベル化学賞受賞誠におめでとうございます。日本人の誇りです。
吉野先生の記者会見は印象的でした。笑顔がすてきで明るく謙虚で、物腰も柔らかくテレビを見ていた全員の方が好印象を持たれたと思います。
ノーベル賞を受賞した方の中には、近寄りがたい雰囲気の方がいますが、吉野先生は実に庶民的でこの人がノーベル賞を受けるのという印象でした。
その吉野先生の座右の銘は
実るほど頭をたれる稲穂かな
です。
故事成語辞典によりますと
【読み】みのるほどこうべをたれるいなほかな
【意味】実るほど頭を垂れる稲穂かなとは、人格者ほど謙虚であるというたとえ。
【注釈】稲が実を熟すほど穂が垂れ下がるように、人間も学問や徳が深まるにつれ謙虚になり、小人物ほど尊大に振る舞うものだということ。
【意味】実るほど頭を垂れる稲穂かなとは、人格者ほど謙虚であるというたとえ。
【注釈】稲が実を熟すほど穂が垂れ下がるように、人間も学問や徳が深まるにつれ謙虚になり、小人物ほど尊大に振る舞うものだということ。
となっています。5・7・5の俳句調で詠まれていますが、作者は不明とのことです。
吉野先生の記者会見での態度は、この座右の銘で納得できます。
これまでの職場では、昇任、昇格した途端態度がでかくなり、部下からひんしゅくをかう人物を多くみてきました。
たかだか小さな会社の幹部になっただけです。ノーベル賞を受賞したわけでは有りません。このような人は吉野先生を見習うべきです。