6日(日)、トラック諸島近海で台風19号が発生しました。7日午前3時の時点では、中心気圧は975hp、最大瞬間風速は50m/sです。今後も急速に発達する見込みです。
気象庁の予想
気象庁は、
7日(月)午後3時には中心気圧が955hp 、最大瞬間風速は60m/s
8日(火)午前3時には935hp、最大瞬間風速は70m/s
9日(水)午前3時には915hp、最大瞬間風速は75m/s
8日(火)午前3時には935hp、最大瞬間風速は70m/s
9日(水)午前3時には915hp、最大瞬間風速は75m/s
と猛烈な台風に発達するとしています。
過去の気圧の低い台風
中心気圧915hpは史上最強クラスの台風になります。
気象庁が統計を取り始めた1951年からの最高は、
1961年の第二室戸台風で上陸時の中心気圧は925hpです。次は
1959年の伊勢湾台風で上陸時の中心気圧は929hpです。
1959年の伊勢湾台風で上陸時の中心気圧は929hpです。
ちなみに、統計を取り始める前の参考記録として、
1934年の室戸台風、911.6hp
1945年の枕崎台風、916.1hp
の記録があります。
台風19号は915hpの予想ですので、文字どおり史上最強クラスの台風です。
台風の進路
この台風の進路はまだはっきりしませんが、日本に接近又は上陸する可能性が大きくなっています。気象庁、JTWC(米軍合同台風情報センター)の予想はほぼ同じです。
過去の猛烈台風の人的被害
第二室戸台風では死者、行方不明者合わせて202人、伊勢湾台風では死者、行方不明者5,098人を出しています。
台風19号も上陸すれば大きな被害が予想されますので、今後の台風の進路については最大の関心が必要です。