【GSOMIA破棄】ルビコン川を渡った。最高度の貿易管理で対応を

 韓国政府は22日、日韓軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の破棄を決定しました。まさかここまでやるとは思いませんでした。

 

 安倍首相も記者団の問いかけに対し何も答えずに総理官邸を出ましたので、可能性は低いと思っていたのではないでしょうか。

 

 これまで日韓防衛当局間では2016年のGSOMIA締結以降、29件(韓国発表)の情報を交換してきましたが今後はできなくなります。

 

 最近北朝鮮は変則軌道を描く新型ミサイルを頻繁に発射し、韓国軍は飛行距離すら把握できず、日本からの情報を元に飛行距離を確定した経緯があります。今後はこのような情報交換もできなくなります。

f:id:kalubo:20190823135337p:plain

朝鮮中央通信配信
それでもGSOMIAを破棄する韓国には狂気を感じます。北朝鮮と統一し南北経済で日本に勝つと言ってみたり、とてもまともな人間の考えることとは思えません。

 

 このような狂気の国(文政権)に対しては、いちいち反応することなく、冷静に対応することが一番です。

 

 GSOMIAを破棄するということは、今後韓国と北朝鮮との結びつきが強くなるということですから、日本の貿易管理も一層強化する必要があります。

 

 先般、規制品目であるフォトレジストの輸出許可を出しました。審査が速すぎます。本当に調査し審査しているのでしょうか。

 

 これからは、北朝鮮に流れることを前提に2重3重の徹底した調査をすべきです。実際に韓国経済の打撃にならないと、韓国国民は文政権の無能ぶりが分かりません。淡々と冷静に徹底した処理をするべきです。

 

 いずれにしても、今回の措置は「ルビコン川」を渡ったことに間違いありません。