政府が先日開いた経済財政諮問会議で、最低賃金を
◎ より早期に1000円になることを目指すべきだ
と提言がありました。
当社のパートの募集賃金は時給900円です。現在の
全国平均の最低賃金は時給874円
ですので26円上回っています。職種が販売という事情があるためです。
但し、この時給が精一杯で最低賃金を1000円にすると現状のままでは赤字に転落します。
不採算企業は退出せよという意見もありますが、小企業は大体同じようなものではないかと思います。
お隣韓国では、文大統領が急激に最低賃金を上げた為、失業率がアップし、若年層の失業者が増えて経済的失政と大きな問題となっています。
日本でも同じようなもので、賃金が増えれば人を減すか、販売単価を上げるしか生き残れません。
政府は販売単価を上げインフレを目指そうとしているのでしょうが、販売単価を急激に上げると売り上げが落ちますので、結局人(従業員)を減すこととなり、韓国と同じように失業者が増えるのではないでしょうか。
最低賃金を徐々に上げるのであれば、販売単価も徐々に上げることができ、売り上げも劇的に落ちることはないと思います。
安倍政権は韓国の文政権と敵対していますので、まさか同じ間違いはしないと思います。
有識者といわれる委員の言葉に惑わされることなく適切な対応をして頂きたい。
