出雲大社の例祭に8回の柏手で参拝してきました

島根県の出雲大社は勅祭社(注)の一つで、5月14日の例祭には天皇陛下より勅使が派遣され盛大に例祭行事が執り行われます。

(注)勅祭社
祭祀に際して天皇により勅使が遣わされる神社のことで全国に16社ある。伊勢神宮は別格とされて勅祭社に含まれない(ウィキペディアより)

 

 この例大祭には8回柏手をするのが正式な参拝方法と聞き、8回柏手をして参拝してきましたが、8回柏手をする人は誰もいなくて少し気が引けました。

 

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出雲大社の神事

出雲大社では毎月なんらかの神事が行われますが、5月14日の大例祭は11月の神在祭と並び重要な神事です。

神在祭
旧暦の神無月に八百万(やおよろず)の神が出雲大社に集り神議(かみはかり)が行われるとされており、この神々を迎える神事

 

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例祭に向かう神職

出雲大社通常の参拝方法

一般的な神社の参拝は2礼2拍1礼です。出雲大社は少し変わっていて2礼4拍1礼で参拝します。

境内にも正式な参拝方法としてこれが掲示されており、ほとんどの人がこの方法で参拝しています。

例祭時の参拝

出雲大社の大例祭は最も大きな祭典とされており、8拍手をすることになっています。

数字の「8」は古くより無限の数を意味する数字で、8拍手は神様に対し限りない拍手をもって讃るという意味で2礼8拍1礼で参拝するようです。

参拝の実情

例祭時には8柏手をすることが出雲大社のホームページにも載っていましたので、8柏手で参拝したのですが、殆んどの人が4柏手で参拝しており、少し恥ずかしい思いをしました。

変なおじさんと思われたのかも。