福井県高浜町議会の児玉千明議員がフェイスブックに獣の解体写真の横で白目をむいた状態で写した写真を投稿しネットで炎上しています。
児玉議員は投稿の目的を「残酷、きたないなどの鳥獣処理の悪いイメージを払拭するのが目的だった」と述べています。
しかしながら、解体した獣の横で白目をむいて写すことはふざけて写真を撮ったとしか思われません。
ところで、田舎では過疎化、高齢化が急速にすすみ狩猟人口も急減しています。
このことで鹿、イノシシなど鳥獣が増え田畑が荒らされ農家は深刻な被害を受けています。
そればかりか国立公園内の樹皮を無差別に食べ木が枯れたり、草原の草を食べ土が露出し荒れ地化するなど環境被害も大きくなっています。
行政はこのような被害の対策で狩猟人口を増やそうとやっきになっており、シニアの私のところにも狩猟免許取得のお誘いがありました。
シニアは体力に限界がありますので、本格的に有害鳥獣対策をするのであれば、若者の狩猟者人口を増やす必要があります。
狩りガールの児玉議員が狩猟をはじめた動機は「お年寄りが多く、害獣駆除に困ってるから始めた」ようですので、非難するばかりでなく、これを機会に有害駆除とも向き合っていただきたいと思います。