私の株式投資歴は約40年になります。経済の勉強を専門的にしたわけでもなく、証券業界にいたわけでもありません。
ブラックマンデー、リーマンショックを経験しながらも挫折せず、このように長く続けられた経験だけが頼りの投資家です。
金曜日に日経平均株価が2,216円と大幅に下落し、史上2番目の下げなどと大騒ぎになっています。
私の経験から言わせていただくと、今回のような急落はよくあることで、何も心配はいりません。
あまりにも下げが急ですので、投資している方は、もっと下げはしないかと、怖くなるのは当然です。経験がなければ尚更のことと思います。
私の書いた過去の記事を振り返ってみていたら、6年前にも同じような事を書いていました。
結果はどうでしょうか、しばらくしたら株価は持ち直しています。今回は利上げ局面ですので、持ち直すのに数ヶ月を要するかもしれません。
NHKニュースなどでは、史上2番目の下げなどと恐怖を煽るような報道がみられますが、今回の下落率は5.8%で、史上1番のブラックマンデーの時の下落率は14.9%(日経平均ベース)です。
株価が高くなっていますので、必然と下げ幅も大きくなります。下げ率からみたら暴落というよりは急落レベルです。
今年からNISAなど株式投資を始めた方も多いようですが、投資を行う以上、こういうことは度々起きます。
CME先物からみて明日も大きく下げそうですが、ここは冷静に見守りましょう。